公開シンポジウムのお知らせ

 平成28年8月23日(火)13:00より、清泉女子大学を会場に「東アジアの古典文学における笑話」と題した公開シンポジウムを開催します。

 学内・学外を問わず、どなたでもご参加いただけます。事前申し込みは必要ありません。みなさまのご参加をお待ちしております。
 ※ 詳細については、添付ファイルのチラシをご参照ください。

 日本文化は長らく中国の影響を受けて来ました。江戸時代の笑話も勿論その例外でありません。『浮世床』の中で式亭三馬は、田舎儒者孔糞の口を借りて「笑話か。笑話は漢がおもしろい。……まだ、遊戯主人が笑林広記。和本にも岡白駒が訳した開口新語。あるひは笑府のたぐひ。イヤどうも漢は違つたものだて」と、中国笑話・漢文体笑話を賞賛します。では、江戸の人達を笑わせた中国の笑話とは、どのようなものだったのでしょう。
 本シンポジウムでは、中国笑話と、その影響を受けた朝鮮笑話・日本笑話について多角的に考えていきます。それは、日本・中国・韓国それぞれの国民性について考える一助ともなるに違いありません。