教育プログラムの改善と新事業の展開:授業におけるキャリア教育への取り組み

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授業におけるキャリア教育への取り組み

情報ビジネス学部では、『自分の将来像を描き、就職力を高める』ことを目標とし、1年次から3年次(就職活動の前まで)までの期間を通してキャリア教育を行っています。アセスメントツールを活用して自分の適性を発見するとともに、様々な関連授業において職業観を養います。

キャリア形成

さまざまな経歴を持つ人材(外部講師)と接する機会を提供し、彼らがどのようなキャリアを歩んできているかについて、『キャリア発達』という軸のもとに提示します。多様なキャリアを知ることで、学生ひとりひとりの選択の幅、物の見方が更新されることを目的としています。

平成22年度における取組

平成21年度における課題(就職への現実感が乏しく、積極的に外部講師と関わろうという意識が低い)を踏まえ、より自然に講師と接触できるよう、(1)各自に個人名刺を作成させ、(2)名刺交換の方法について指導し、(3)興味を抱いた講演・講師の回には積極的に名刺交換するよう促しました。

各講演における学生からの質問件数は合計47件(うち講演後20件)で講演当たりの平均は5.2件、名刺交換は合計37件、平均4.1件でした。この結果から、本年度の取り組みを通じて、学生が積極的に他者との関わりを持つよう行動したと判断できます。特に、名刺交換の流れから質問に移ることが多く、昨年度はほとんど見ることが出来なかった講師の方々との接触について、その回数を増加させることができました。この名刺作成の取り組みは、次年度以降も継続していきたいと考えています。

本取り組みを通じて、学生たちに自らのキャリアを思考させるきっかけ作りができたと考えています。

キャリア形成

総合講座

第一線で活躍されている経営者・企業家の方々を招へいし、主に『起業家マインド』についてご講演を頂きます。学生の理解を促進するために、講演に先立ってそれぞれの専門領域の基礎的知識について教授を行います。また同時に、学生が質疑を含めた意見交換を積極的に行えるように指導します。

一連の講義、講演を通して学生のコミュニケーション力、基礎知識、意見要約などの強化を図ります。

平成22年度における取組

講師の講話は実践的な話題であるため様々な視点による理解が可能であり、振り返りの段階での解説や位置づけが重要となります。そこで、平成22年度においては、第14回目の講義時間を使って「経営者に学ぶ企業経営の諸問題」として講演のアウトラインを示したのちに、講演内容の類似項目と相違項目の事項をグループワークで検討する演習を課し、各講演に対する学生間の理解の共有化を図りました。

授業評価アンケートの結果、本授業に対する学生の満足度は平均以上であり、講義内容や運営について一定の評価が得られたと考えています。

総合講座:授業風景

キャリア教育環境の改善

本事業において、総合的学士力の養成に必要なキャリア教育環境を整えることを目的とし、以下のような取り組みを行います。

  1. 本学におけるキャリア教育の目的を明確にし、現状に合わせて体系化する
  2. 教員が学生のスキルアップ支援を行える環境を作る
  3. 学生が自分のスキルアップを実感できる情報システムを構築する

平成22年度における取組

学生が自分のスキルアップを実感できる情報システムが必要であるという考えから、平成22年度は、「学生の成果物共有システム」の設計と構築を行いました。平成23年度に運用を始めると共に、システムの評価を行うことを予定しています。

学生の成果物をいつでもどこでも保存・閲覧できる環境を整えることで、学生のキャリア形成・発達をきめ細かく支援することが可能になると考えています。